一騎当千の人材とは?

「貴方は一騎当千の人材ですか?」

そう質問されて「ハイ!」と答えられる方は少ないと思います。

しかし、世の中の雇用環境が変化し、終身雇用・年功序列などの言葉が死語と化したこの時代を生き抜くためには、この言葉を意識して仕事に向き合わなければいけません。

一騎当千とは、貴方一人で千人分の仕事をするという意味ではありません。

そのような物理的な仕事量などありえませんし、知的なビジネスマンにはふさわしい言葉ではありません。

ここで、本来の意味はさて置き、私なりの解釈を致します。

例えば営業マンを例に上げましょう。

あるライバル企業が取引しているA会社に営業をしかけますが、その会社はライバル会社と縁が深く、過去何度も何人もの優秀な営業マンがアタックしても門戸を開かせることは出来ませんでした。

半ば諦めていましたが、業績も低迷しておりなんとか会社の発展のためにも売上の拡大を図らなければと考えた社長は、自社の社員では社風としても難しいと悟り、外部から一騎当千、つまり、だれも成し得なかった仕事ができる人材を探します。

人材紹介会社に依頼して入社したSさんは、百戦錬磨の広告代理店の営業で大きな仕事を獲得してきた男でした。

彼は、毎朝出勤時間の2時間前の7時に出社すると、既に調査済みのA社の社長に直接電話をします。

A社の社長は朝早く来て仕事をするのが日課と、ある地域経済誌に書かれたいたのを利用したのです。

秘書も出社していない朝7時に電話をするとやはり社長が電話に出ました。

事前に頭に入れておいた情報を元に社長の気持ちをつかんだBさんはその後社長を訪問し、紆余曲折の末に遂に悲願の受注にこぎつけたのです。

まさに、千人の社員がアタックしても不可能な偉業を成し遂げたのです。

いかがですか?

一騎当千・・・。

千人を相手にするのではなく、今までの社員ができなかった事をやり遂げる社員になる。

こう考えれば貴方も十分に可能性はあります。

40代ともなれば、会社の幹部としての力量を問われます。

漫然と前任者の仕事を引き継いでいるような仕事振りでは、転職してキャリアアップは望めません。

会社の伝説となるぐらいの気持ちを持って仕事をして見てはいかがでしょうか?