中国に巨額の投資をおこなっている台湾と韓国企業の現実

中国に巨額の投資をおこなっている台湾と韓国企業の現実

shanhai皆様お元気でご活躍のことと思います。
年が明けて2013年、平成25年という年号にもようやく慣れてきたように思います。

今という時代、皆さんも世界と日本が驚くべきスピードで変化しているとお感じでしょう。
例えば国内の企業動向も、日経新聞の「○○企業、史上最高益」「△△会社、大幅減益」という毎日の記事もわずか数か月で状況が変わるので、記憶していても意味もなさないほどです。
今、中国と日本の問題で経済界は心配そうに成行きを見守っています。もはや生産拠点としての維持や進出は難しいのではないか?と。
しかし、電子機器での日本勢のライバルと言える台湾のフォックスコンや韓国のサムスン電子は、その間にも着々と中国に投資を続けているのをご存じでしょうか?
例えば、サムスン電子は、中国昆山市にある同社の生産拠点の拡張・整備に17億ドル投じる計画を進めており、北西部の工業都市、西安に70億ドルをかけて半導体工場を建設中と報道は伝えています。その建設には、日本の技術者を獲得したサムスンC&Tという建設会社が行っています。もちろんサムスン電子にもご存知の取り、多数の日本人の技術者がスカウトされて活躍しています。
また、アップルのスマホやタブレットを製造してることとシャープへの出資の話で有名になったフォックスコンという台湾企業は、今や従業員120万人、その内9割を中国33か所に製造拠点を持つ超巨大企業となっています。このように我々のライバルは、中国での生産拠点をどんどん新設し、さらに拡充しております。
日中間も政治問題は早期に解決を図ることと、これを機に日本としての新たな世界戦略を立てることが必要です。
しかし、例えば電子機器の分野で日本の世界戦略の構築に暗雲が立ち込めているのをご存じでしょうか?
現在スマホは世界で4億台の販売ですが、5年後には14億台となる見込みです。タブレット型PCも現在の1億台から同じく4億台になると予想されています。どちらも5年で約4倍となります。では、この増加はどこの国なのかと言えば、インド、東南アジア、ブラジル、中東などの国々です。つまり、まだまだ個人所得の低い国々であり、日本のような高級品を買うことはありません。少し機能は落ちても抜群に安い製品が売れて行くと予想されています。ようするに日本の家電メーカーの製品は売れないのです。

アップルは、フォックスコンの売り上げの50%を占めるお得意様ですが、5年後には名前も知らない中国の現在3流メーカーが大きく伸びているかもしれません。

このように、中国はここしばらくはハイテク製品の生産拠点であり、また開発拠点ともなりえます。

今日本の中小企業の技術力はまだまだ優位にいます。この技術力をお金に換えることで日本の売上を立てることが必要です。この技術力の差が縮小しない内に収益のモデルを作る必要があります。
当社の中国支援ビジネスは、ユニークな商品、技術、サービスを持っている中小企業が如何に中国で儲けるかを支援しています。
もし、中国への目を今閉じてしまったら、もはや日本は本当の衰退となるように私は感じております。
政治リスクはあるものの、中国は日本の中小企業にとって絶対に必要な国であることに違いはありません。中国が日本の技術に魅力を感じなくなったら・・・。本当に恐ろしい未来です。