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会社に求められるのは、平等ではなく公平

平等という言葉は大変にわかりやすく、心にもスッと入ってきます。

しかし、この言葉こそ「魔物」であることを理解しなければなりません。

組織運営は、公平であるべきです。

目次

平等ではなく公平を

会社の全てが「平等」であるとしましょう。

誰かが頑張ったとしても、その実績は平等に全員に分配されます。

そうすると…どうなると思いますか?

「頑張る意味がない」という状態になり、会社は活力が失われて衰退していく一方になります。

平等というのは、こういう考え方です。

ですので、組織運営上「平等」という言葉は馴染まないので、使用はできる限り避けるべきだと考えています。

会社に求めらるのは公平

組織運営は、公平であるべきです。

しかし、この公平性を維持するのも、また難しいことであります。

言い換えると、「何を持って公平か」を明確にし、示された基準が納得のいくものでなければ「公平」ではないのです。

中小企業が成長をしていくためには、基準の納得性があった上で、きちんと運営される評価制度や登用制度を整備することが会社には求められています。

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