アクティベイト株式会社の経営コンサルタントチームです。
前回の記事で「会社」について言及しましたが、お読みいただけたでしょうか。今回の記事では「会社=人」について言及します。
結局は「人」の営み
会社を存続させるのも、成長・発展させるのも、「人」の業です。
すなわち、「人に始まり人に終わる」のが会社というものなのです。これが結論です。
出光佐三が言った「資本は人なり」が全てです。
「人」を活かすために必要なこと
「人」が重要なのはわかった。ということは、「人」を採用すれば良いのでしょう?
と思ってしまった方、ちょっと待ってください。
創業以来「人材紹介」をメインの事業にやってきたアクティベイト株式会社が、現在このような経営コンサルティングに乗り出してます。
その理由を少しだけご説明させてください。
失敗には必然性がある
前の記事で、失敗には必然性があるという話もしました。
当社からご紹介した人材が、紹介先の企業様で本来持っている力を発揮できないことが何回かありました。このようなミスマッチになってしまった結果を分析したところ、中小企業・地方企業特有ともいうべき共通点を見つけたのです。
そして、社として対策を行った結果、ミスマッチをゼロにすることができました。
では、どのような対策(アドバイス)を行ったのかをご紹介していきます。
人事諸制度の整備
採用を検討している会社は、就業規則と給与規定を含む人事諸制度を明確にしてください。
会社は「人(社長)が人(社員)を扱う」わけですから、公平性・透明性に由来する納得感が必要になります。
会社は「人材を確保もしくは育成する」しかないので、良い人材に会社を託すためには、社運をかけた取り組みになってしまうかもしれません。
会社の状況や感覚で採用してしまうと、いざ人事制度を作ろうとしてもほとんど不可能に近い状況になってしまっています。
組織形態の決定と組織図の作成
こちらも前の記事で少しだけですが「会社とは組織活動である」と言及しました。
組織の重要性について、おふたりの言葉を引用します。
組織は戦略に従う
チャンドラー
戦略は組織に従う
アンゾフ
このふたりの言葉は、組織と経営戦略は表裏一体であることを示しています。
つまり、会社の事業に最適化された組織がないのであれば、いくら経営戦略を考えたところで浮き足立ってしまい、会社の経営に大ダメージを与えかねないということです。
事業に最適な組織形態を考え、組織図を作ってみると…
- どのポジションに人材が足りないか
- そのポジションにはどのような人材が最適か
- 社内で異動させる?それとも新たに採用する?
などの「人」に関する事柄が連鎖的に決められるようになります。
「感覚」「勘」に頼ると人が離れる
会社は人の営みであることを考えると、いかに優秀な人材(事業の組織にマッチした人材)を確保するかが重要であるかご理解いただけたかと思います。
そして、人材を採用する側がきちんとした体制を整えることで、より優秀な人材が確保しやすいということもご想像いただけたかと思います。
アクティベイト株式会社では、
事業を存続&発展させる経営コンサルティング×人材紹介=屋台骨コンサルティング
として組織構築も人材採用もサポートしております。
社員の生活がかかっているので失敗は許されない状況下で、失敗の本質を理解している当社のコンサルタントが貴社の再建も存続も発展もご支援させていただきます。