アクティベイト株式会社の経営コンサルタントチームです。
かつてのクライアント企業で、驚くほどの読書家の社長がいらっしゃいました。
「本」には決定的に欠けているものがある
本を読んでは感銘を受け、それを自社に落とし込もうと懸命に努力をされていましたが、一向にうまく行きません。
そして、とうとう会社が苦境に立たされ始めた時に、当社にご相談いただいたのです。
その社長が目指しているのは、その業界における理想形(ゴール)そのものでした。
それが実現すれば、その業界ではナンバーワンになれるかもしれません。しかし、社員にとっては何も準備してない状態、社長の鶴の一声で、いきなりゴールを目指して全力疾走しなければならなくなってしまいました。
目指ゴールはあっても、ゴールまでの距離やルートがわからない。だけど、全力疾走しなければ社長に怒られる。
このような状況で働かなければならなかった社員の方々の疲弊度はかなりのものでした。
キーワードは「個別性」
本というものは、なるべく多くの人に読んでもらうために一般化し、抽象度を上げています。そのため、自社においてどのように活用すべきか、落とし込むべきかが読者にはなかなか見えません。
貴社に本当に必要なのは、ゴールに到達するまでに貴社に必要なプロセスを示し、何を準備するべきかを指南してもらうことではないでしょうか。
「欠けているもの」が明確にならない、これが本を読みあさっても経営が改善しない理由です。
屋台骨コンサルティングの強み
当社で提供している経営コンサルティングは、他社様のものや本で書かれているものとは少し違います。
当社が提供するのは「ゴール(実務)に落とし込むまでのステップ」で、これを「屋台骨の構築」と呼んでいます。
屋台骨の構築として、一例ですが、
- 決算書を見て経費を削減するだけではなく、その決算書から予算を作り出す施策づくり
- 会社がゴールを目指して自律的に動き、持続的に成長できるような規則・組織・会議体の構築
- ゴールまでのプロセスをさらに細分化した中期経営計画の策定
- スムーズに社長が交代(事業が継承)できる後継者の育成
などをご支援させていただいております。
ゴールに行き着くまでの道すじを示すだけでなく、その道を自律的に進んでいくことができる会社にすることができるのは、当社だけではないかと自負しております。
もちろんこれらは、クライアントさんの現状や目標に合わせて提供されるものなので、貴社からご依頼をいただいた場合は、貴社の現状を分析した上でご提案させていただきます。