前回に続き、ルーティンの話をします。
まだ前回の記事を読んでいない方は、まず先に読んでいただいた方が良いかと思います。
結論からお伝えすると、ルーティンが真の効果を発揮するのは「計画が崩れた時」です。
たとえ計画が崩れたとしても、そのまま総崩れになるのを防ぐことができます。
これが、ルーティンの真の効果です。
修復力・復元力が企業の真の力
計画がうまくいくことに越したことはないですが、崩れてしまうのは仕方のないことです。
つまり、計画は崩れることを前提に、リスクヘッジしておくことが重要だということです。
繰り返しますが、計画が崩れてしまうのは仕方のないことなので、会社はそれを乗り越える力を身につけておかなければなりません。
とても残念なことではありますが、せっかく立てられた年度計画や3ヵ年計画などが消え去っていくのを、私たちは何回も見てきました。
Never give up!の精神
大変なことは重々承知していますが、計画が崩れ出したら諦めずに立て直しましょう。
業務はさまざまな決まりごとの上に成り立っていて、それら1つ1つがより良い会社運営のためにあります。
トラブルの際に、ここがまともに影響を受けてしまい放り出されてしまったら…会社は奈落の底へ真っ逆さまです。
会社を維持するために必要な業務=ルーティンワーク
これは、トラブルが落ち着いたら必ず復活させなければなりません。
計画は立てたけど、やりっ放し、言いっ放しは、必ず社風に影響(当然ですが良くない方の)を及ぼします。
そして、「社風」として定着してしまいます。
このような良くない社風が定着する前に手を打たなければ、その後の会社の成長に影響するのは想像に難くないはずです。
- 優秀な人材が来ない…
- 売り上げが停滞している…
- 無駄な会議ばかりやっている気がする…
このような悩みがある経営者様は、一度会社のルーティンを見直してみてはいかがでしょうか。
ご相談いただければ、客観的な視点からアドバイスさせていただきます。